購買業務は、Best Price(最安値)ではなく、Best Total Value(トータルで見たときの価値が最高になる)を基本的な考え方の元でSourcing(業者選定)した結果、成果物の一つとして経費削減(Saving)ができているというのが理想です。 では、価値と言うのは何かですが、その時々で変わるビジネスニーズを満たすという事になります。 ソーシングは、切磋琢磨された市場があるのであれば、サプライヤー間で、普遍のニーズであるQCD(品質、コスト、納期)だけでなく、休業災害の無い安全作業遂行、デザイン、アイデア、提案能力等を競争していただき、誰もが納得するような選定を行う必要があります。 そのソーシングを行う前に、購入要求部門、エンジニア部門等とチームを作り、購買戦略・戦術・アクションプランを決定しソーシングプランを作成することから始まります。そのチームをリードするのが購買部門です。 購買活動は、購買部門だけで進めることはできません。